STORY
この物語について
大学二年生の青凪祐助は、亮、拓海、宏和と山の旅館「折返し」へやって来た。四人の予定がようやく合った、一泊二日の旅行だった。
古い建物を見たい宏和と、早く風呂へ入りたい亮。休みを取ってきた拓海の携帯には、職場や母親から電話が入る。宿で出会った人々にも、それぞれの用事があった。
午後、宿泊客の一人が倒れているのが見つかる。刑事二人が到着したあと、雨で唯一の車道が崩れた。
登場人物を見るネタバレなし +

- 青凪 祐助あおなぎ ゆうすけ
- 20歳、大学二年生。趣味はクイズで、高校生クイズの決勝に残ったことがある。今回は、久しぶりに予定の合った友人三人と旅行に来た。
- 森野 亮もりの りょう
- 20歳、大学二年生。祐助とは高校からの友人で、今もよく一緒に食事をする。サバイバルゲームが好きで、道具の話になると長い。
- 池上 拓海いけがみ たくみ
- 20歳。高校を中退したあと、独学で司法書士試験に合格。登録を済ませ、事務所に勤めている。三人とは学校をやめてからも会ってきた。
- 石動 宏和いするぎ ひろかず
- 20歳、建築学部の二年生。今回の宿を選んだ。親は地主で、実家の用事もよく頼まれている。旅行の手配をしているうちに、運転の順番まで決めていた。
- 花村 小鈴はなむら こすず
- 24歳。催しの司会や受付をしている。今回は澄と二人旅。菓子を開けると、近くにいる人にも声をかける。
- 寒河江 澄さがえ すみ
- 25歳。問題集の編集者。鞄には図書館の本を入れてきた。小鈴に誘われて見学へ行くが、本を読む時間も欲しい。
- 鷲尾 誠一わしお せいいち
- 槙沢署刑事課の警部補、49歳。香坂とともに旅館へ駆けつける。話の途中でも、気になるところがあると聞き返す。
- 香坂 怜子こうさか れいこ
- 槙沢署刑事課の巡査部長、31歳。鷲尾と捜査に当たる。宿の人々から話を聞きながら、救援との連絡も取り続ける。
- 福地 篤ふくち あつし
- 近くの駐在所に勤務する巡査部長。女将とは顔見知りで、この日も防犯の掲示物を届けに来ていた。
- 庄司 賢一しょうじ けんいち
- かつて地元の警察署長を務めた宿泊客。旧館の読書室で、水原と資料を広げている。
- 水原 芙美みずはら ふみ
- 取材のために宿を訪れた記者。昔書いた記事について、改めて関係者の話を聞こうとしている。
- 笠原 徹かさはら とおる
- 「折返し」の料理を長く作ってきた。旧館に残る紙や写真の整理も手伝っている。
- 間宮 梢まみや こずえ
- 旅館「折返し」の女将。宿の切り盛りをしながら、旧館の片づけを進めている。
- 辻待 しのぶつじまち しのぶ
- 占いを仕事にしている宿泊客。テレビで見た祐助の顔を覚えていた。
- 朝倉 なずなあさくら なずな
- 陶子と旅行に来た。山の怪談を集めた本を持ち歩き、宿でゆっくり読むつもりでいる。
- 三輪 陶子みわ とうこ
- なずなの恋人。怪談も古い建物も好きだが、何でも怖がってはくれないと、なずなには言われている。
本作はフィクションです。人物・団体・事件は架空です。
人物画は画像生成を使用しています。
本作品は試験的に執筆しており、公開後も改稿を続けています。